最終更新日 1999.12.16

クロマチック・ハーモニカは何故Emajorが苦手か(僕だけ?)

 僕はEmajarが大嫌いです。ハーモニカの特殊事情をご説明申し上げます。まずは図をご覧ください。
数字=度数 =Blow(吹く)、=Dlow(吸う))

C Major
1 2 3 4 5 6 7 8
ド レ ミ ファソ ラ シ ド
B D B B B D D D
D)           (B)

E Major
1 2 3 4 5 6 7 8
B D B D D B D B

EbMajor
1 2 3 4 5 6 7 8
D B B B D D D D
 (D)

A Major
1 2 3 4 5 6 7 8
D D B D B D B D

BbMajor
1 2 3 4 5 6 7 8
D D D D D B D D
       (B)

F Major
1 2 3 4 5 6 7 8
B B D D D D B B

他のキーやスケールは自分で考えてみましょう!

 なぜEメジャーが苦手かというとスケールを吹いた時に吹き吸いが交互に登場する。 唯一吸い吸いの連続が、4度から5度とメロディー的に たいして重要じゃない箇所です。
もちろんこのほかに、ここでは表現してませんがレバー操作穴(楽器) の移動が伴ないます。一番嫌なパターンが、 吹き吸いの切換+レバー操作+穴の移動。
Eの次はAが嫌いです。
 でも、Bbが一番得意か?といったら、ドレミ以外の 音も使うので必ずしもそうではありません。ということは、Emajorも慣れてコツをつかめば大丈夫 かもしれません。現にトゥーツはEとかAとかジャズ以外の曲で結構あります。 でもジャズでEmajorなんて、「Prelude To A Kiss」のサビくらいかなぁ?なので、ことなきをえてます。
 あっ、そうそうスティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」はEmajorなんですが、パラパラ吹かずにペンタトニックやブルーノートでのフレージングになるとそれなりにどのキーでも対応出来るような気がしますが、あまり経験がないものでこの辺で失礼いたします。

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